去年から村のイベントで、劇の記録写真を撮る係を頼まれてます。
今まではPENTAX K-3に100mm/F2.8 macroの換算150mmで撮ってたんですが、会場が広かったら困るなぁと思い、友人からOLYMPUS OM-D EM-5 Mk II (どうでも良いけどOM-Dの部分いる?😅)と、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO を借りる事にしました。
結果、会場はいつもの公民館よりだいぶコンパクトでいつもの装備でも全然行けた感じでしたが、使い勝手は最高でした!
良い所!
👍80〜300mmの機動性
横で3〜4人収める構図から、縦でバストアップまで柔軟に対応!演者の表情も大きく写る!
👍AFがスパスパ決まる!
これはPENTAXと僕のレンズ(TAMRON 17-50mm/F2.8)が悪いんでしょうが、ピントの精度とスピードが素晴らしいですね!
途中で「何でいつもこんな事に苦労してるんだろ。。」なんて考えてしまったり。。
またPROレンズという事もあり開放から解像感も素晴らしいですね!
それでいてボケも煩く無く扱い易そうなレンズでした!
👍シャッター音が静か
前々から気になってたシャッター音。コンサートだと全然気を使わないんですが、演劇では沢山撮ってると申し訳なくなって来ます。
PENTAXはかなり静かな部類ですが、ミラーレスには敵いません。今回電子シャッターは使ってませんが(EM-5が使えるか知りません、、)この音量なら全然気を使わないと思える静音性は撮影が捗ります。
👍露出が見えるEVF
今回一番の恩恵はここかも知れない!
なんと言ってもステージは照明効果や背景の演出等で兎に角露出が安定しません。
普通のファインダーでも、慣れてくれば当たりが掴めるように成りますが、そうは言っても打率が圧倒的に違います。だって撮る前からわかってるんですから、、、
主だった所はこんなもんでしょうか。
他には大きさや、高感度耐性も思っていたよりもずっと良く、ミラーレス及びμ4/3の印象をグッと上げてくれました。
一方で特有の悪い点も有り
👎ファインダーの立ち上がりが遅い
電源を入れてからは仕方ないとして、ファインダーに目を近づけてEVFに切り替わるまで、意外と時間がかかる。
当然「時間がかかる」と言っても一瞬です。でもその瞬間に見えない・取れないシーンが結構有ります。
普通のファインダーならファインダーを覗きながらスリープ解除も出来るので、そう言った使い方に慣れきっている身としては、この挙動はなかなかストレスでした。
👎撮影後プレビューで撮影のテンポが狂う
これは痛し痒しで、ファインダー覗いた姿勢のまま撮影結果をプレビュー出来るのは良かったりします。(ブレてないか確認したり)
ただ、連写程ではないけど立て続けに数枚撮りたい時、この機能がすっごく邪魔だったり😅
これは設定で調整できる部分だと思いますが、あいにくそこまで詳しい使い方がわからなかった(のと、人の物なのであまり弄りたくなかった)ので、とりあえず小刻みにシャッターボタンを半押しして速攻でプレビューを消していました(笑)
👎親指AFのボタンが押し辛い
Fn3ボタンになるのかな?
ボタンが小さいのは100歩譲って、左過ぎない?もっとリアダイヤルに近づけようよ。。
主だった不満点はこんなもんかな。
基本的には技術の進歩と設定次第で解決する問題で、現にα9はブラックアウトフリーなんて言って、普通ファインダーよりも高性能になってたり。
後はカメラに合った使い方に慣れれば、多分気にならなくなる。
ただ、ファンクションボタンに関してはEM-5のウィークポイントかな〜と。バッテリーグリップのボタンの方が押しやすいし😅
Fn1・2に関しても、ちょっともったいない所にある気がする(今回は使ってないけど)。
その点は(見た感じ)EM-1はだいぶ考えられてるように思いました。
そんな訳で、初めてのミラーレスレビューでしたが、かなり良いですね!