家から割と近い(高速で1時間はかかるけどね)岡谷市に有る岡谷蚕糸博物館へ、企画展「自然の色を纏う ~吉岡幸雄の世界 源氏物語の彩~」を見に行って来ました〜
本当ならゴールデンウィークに行こうと思っていたんですが、うっかり行きそびれたまますっかり忘れていました。
企画展終了間際のギリギリに思い出したので慌てて行って来ました😅
常設展示が普通に面白い🤔
伝来や歴史を解説するパネル展示もありますが、やっぱり物を見るのが楽しいですね♪
特に実家も(僕が生まれる前には)養蚕をやっていたので、昔の道具が転がってたり(だいたい僕が捨てましたが)話をよく聞いたりしました。
片田舎の農家が行う養蚕の姿とはだいぶ異なった(実際に目にした事はほとんど無いですが。。)、産業的で効率化された道具の数々と進化の姿はなかなか興味深いものがありました。
特に”繰糸機”が時代を追う毎にスチームパンク化していくのが素敵です✨
そもそも繰糸機というのが驚きでした。
お婆ちゃんの話では、鍋で茹でてバケツに浮かべていたので。。🙄
そんなこんなで、思いがけず男心をくすぐられる常設展でした。
この他実際に繰糸作業をやってるお婆ちゃんを眺める工場見学もありました〜
本題
一言で言って素敵です。
是非多くの方に見てもらいたい。終わっちゃったけど。
装束の展示も
黄櫨染の袍は初めて見ました。
手前に原料と染めた糸が置いてありますね。
最近気になってる紗生地
僕も夏狩衣が欲しい今日この頃。
特にこの白に総裏がお洒落で憧れるんだけど、光源氏がどうこう言われちゃうとなかなか真似できないね(^^;
総裏でも袖先は裏地を付けないんですね〜
しかし単の配色がまた憎いですねぇ。。
最後は襲の色目をアップでお届けします
本来、この企画展を目的に行ったのですが、思いの外養蚕の歴史にも興味を惹かれ、結構長時間見てしまいました。
色目もただ眺めるだけでなく、原料と解説もセットで展示されてるので、よく有る源氏物語や装束系の展示とは違った面白さがありました。
是非またいつか、今度はもっとじっくり堪能したいです。。