55-300mm を縦構図で構えた時、安定感が悪かったので、安定性向上を狙ってバッテリーグリップを追加してみました。

ところがどっこい、本体の人間工学に基づいたグリップとは打って変わって、形だけそれっぽく作ったかのような使い心地ゼロの代物でした。

全体的にブツ撮り写真が酷いですがご了承下さい。。

何と言っても握りが浅い

握り込もうとすると、指先が支えて隙間ができてしまい、しっかりホールドできません。

重たい望遠レンズを支えようと言うのに、これでは役者不足です。。

雑な比較写真ですが、それでも明らかにグリップの高さが違うのがわかります。

親指AFでホールディング性が更に悪化!

握りこみが浅い上、サムレストに当たる部分も高さが低く指の引っかかりが悪く、また何より本体とAFボタンの位置が違うため、親指AFで使おうとするとより一層の不安定さが増す仕組みになっています。。

本体で親指AFを使うの図

サムレストに親指を引っかけたままAFボタンを押す事ができる。

バッテリーグリップで親指AFを使うの図

AFボタンが下の方にあるので、安定して握り込める位置から親指を大きく動かさないといけない。。さらに、サムレスト的な出っ張りが無い。。。

というわけで、バッテリーを一つ余分に積んでおきたい場合は有効かもしれませんが、それ以外は邪魔な重りになるかもしれません。。。